最近は立派な髭を蓄えた人達をかなりお見かけするが、私の知っている髭の人物には、精力的で、しかも多才な人が多い。

戸田さん
(仮名)は、高校の関西地区同窓会の事務局長さんである。年に似合わず、実に立派で白いあご髭を蓄えている。その風貌は、若干戸田さんの方が頭髪が黒っぽいような気がするが、それを除けば、アニメ「フランダースの犬」に登場する”白髭のキャラクター”を思い浮かべて頂いたらいいのではないかと思う。

お名前は以前から存じ上げていたが、昨年私が会社を退職し、初めて参加した同窓会(第14回)で、初めてお会いした。

戸田さんの性格と努力が大きいと思われるが、この同窓会では実に多才な行事を精力的に開催し、しかも本人も結構楽しんでいるようである。

同窓会の総会開催や関係資料の作成・送付など手際よく処理していくのは勿論であるが、その他にも“山菜採り”だの、“寒鱈汁大会”、“芋煮会”、“絵画・写真展覧会”、“陶芸展覧会”、“お能鑑賞会”だのと よくもまあ数々のイベントをこなすものである。

この1月にも、同窓会メンバーのお宅で“寒鱈汁大会”なるものを開いて頂き、学生時代に磨いたという料理名人の腕をたっぷり披露して頂いた。

未だ明けやらぬ内に魚河岸で仕入れてきたと言う“寒鱈”を中心に、さばいて貰った日本海の幸の数々をご馳走になり、久方ぶりに、忘れていた子供の頃のなつかしい味を思い出すことが出来た。

こんな戸田さんであるが、実は、兵庫県の高校で教鞭をとっておられる現役の教師である。
少し前までは、野球部の顧問 兼 監督とかで甲子園目指して、高校生を鍛えていた。

時々、会うと、「佐藤先輩は、“ぜんごのこ”だ。(在郷の子:山形県庄内地方のお国言葉/彼はどうも、“はにかみやで女の子にももてない田舎の子供”くらいの意味で使用しているらしい)」などと言う。

私より一回り若いはずなのに、又、口では“先輩”などと言っているが、私に話す時は、年上に話しているというより、先生が生徒に話し掛けているような、話し振りと眼になっている様に思えてならない。

この前、“未だ若いのだから、ひげを黒く染めたらどう!”と言ったら、生徒に対してイメージが変わってしまうからダメだと言う。実際に拝見したことは無いが、さぞかし、生徒には人気の先生かと思われる。一度、戸田先生の授業風景を拝見してみたいものである。

戸田先生、これからもよろしく頼みますよ。高校も同窓会も頑張って下さい。


”白ひげ”の戸田先生の料理で、舌づつみをうつ寒鱈汁大会の風景








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