5月、T社高林氏、S社土田氏(以下友人名は全て仮名)から相次いで旅のお誘いのメールが入った。業界の総会終了後、車で周る“思いつくまま・気の向くままの気楽な旅”である。私は、平成13年会社卒業以降参加している。 7月に入り、S社土田氏から正式な招待メールが届いた。 「恒例の総会後の珍道中を以下のように実施します。今回は前泊です。 7月18日(日) 集合 三島駅 10:00頃 土田氏は、今年は業界の委員長でもある。最終日の業界の総会まで含めて、流石、きめ細かい手配である。 第1日目(日)/西伊豆の旅。天気は薄曇り。 “2泊3日で行く先定めず”の気ままな旅が始まる。運転手土田氏、ナビゲーター高林氏。 途中、土肥金山を見学する。 江戸時代初期から、採掘されている金山である。 土田氏「20名の団体で、4名分“土肥金山の見学券”下さい」。 受付穣、一瞬返事に詰まる。 昼食後、しばらく行くと、“加山雄三ミュージアムと海洋遊覧”の場所を見つける。海が荒れて海洋遊覧は出来ないとの事なので、取敢えず“加山雄三ミュージアム”を見学。 話を伝え聞いたのか、それ以降宿の主人が顔を見せることはなかった。 第2日目(祝)/箱根の旅。天気は快晴。 再び三島を経由して、富士・箱根方面へ。ハイオク仕様の“マークU号”で地道・高速道を問わず快適に飛ばす。今日の富士山は頂上付近に少し雲がかかってはいるが、晴れ上がって素晴らしい眺めである。 途中、箱根の関所の資料館に寄る。 出女・入り鉄砲を厳しく取締った様子が人形・書籍などで表現されていた。 |
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(箱根の関所跡) 河口湖をまわり、ほぼ予定通りに山梨県の石和温泉 ホテル喜仙に到着。 今回は、日曜・祝日の混雑する観光地を長距離走り回ったせいか、寄り道した場所は少なかった。しかし、西伊豆の海岸線と富士を見ながら走った高速道での景色が素晴らしい2日間であった。 予定していたビールの銘柄当てに続いて、土田社長の話で盛り上がる。コンパニオンの1人に、指を7本突き出して曰く。「良い女だから、ウチ(土田社)に来てくれたら、これだけ出すよ」 すっかり気前の良くなった土田社長、ねだられて、座敷で2時間の予定が、カラオケに続いて、コンパニオン馴染の焼き鳥屋まで付き合うこととなる。 第3日目(火)/上野の業界総会(会議)へ。天気は快晴。 高速道を飛ばして、一路 上野を目指す。首都高速の渋滞に巻き込まれ、予定より1時間遅れて、総会会場の東京上野の水月ホテル鴎外荘に到着。 昼食後、会議場で1時半から総会。委員長は土田氏。業界の皆さんと久し振りに再会、業界の動向を伺う。会議終了後、明治風の冷房の無い鴎外荘で、団扇片手に酒を飲み交わす。なかなか乙なものである。東京での総会は、例年に無く参加者が多いとか。当日は、鴎外荘に宿泊。 |
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![]() (明治の風情を残す鴎外荘) ”2泊3日の思いつくまま・気の向くままの気楽な旅(H16. 7/18〜21)”も、また来年を期して無事終了した。 |