カ ー ナ ビ

皆さんは、車の運転時、道路地図を見ながら走る方でしょうか、それともカーナビに頼る方でしょうか。

私もかつては、初めての土地へ行く時、道路地図を丹念に調べてから走る方だった。しかし、数年前、カーナビの付いた車に買い換えてからは、道も調べず全てカーナビにお任せである。

カーナビは、ドライバーにとって便利であるが、利点ばかりでは無いように思われる。

第一に、道路に対する土地感が無くなってきた。

今までは、大阪・京都・奈良など少なくとも近畿一円であれば、行く先さえ決まればどの道を走れば良いか分かっていた。又、走った道もしっかり覚えていた。
しかし、最近では、近距離でもついカーナビに頼ってしまい、お任せ状態で走るため走った道が分らなくなってきた。当然ながら、道路もさっぱり覚えなくなってしまった。

昨年、一昨年と四国、九州に行った道筋などは、高速道路を除けば、今では全く記憶に無い。

第二には、思わぬ道を走ったり、時間がかかってしまうことがある。
・・特に、一般道、それも入り組んだ市街地を走る場合は、要注意である。

先日も、奈良の展覧会を見に行った帰りである。例によって、行き先に自宅を入力すると経路が表示される。後は、カーナビの案内に従って走るだけである。

初めは、最適な道を機嫌よく走っていると思っていた。しかし走り出しているうちに、奈良市内の入り組んだ裏道を、右折や左折を繰返しながらごちゃごちゃと走り出した。知らない道だし、カーナビに任せておけば何とかなるだろうと思っていた。その内に夕方のラッシュにつかまってしまった。細い路でラッシュから出るに出られず、ようやく抜け出して家路についた時は、帰宅予定を3時間もオーバーしていた。お陰で、往きは1時間で行けた行程が、帰りは4時間もかかってしまったのである。

何故か表示経路が往きと帰りでは違っていたため定かではないのだが、カーナビは道路の幅や込み具合など一切お構い無しに奈良と自宅の間の最短距離を表示していたものらしい。

カーナビに頼らず、分り易い幹線道路を走っていれば良かったと気がついても後の祭である。

最近のカーナビは、ソフトが非常に充実していると聞いている。道路の込み具合も、知ることが出来るらしいので、ラッシュに巻き込まれる失敗も無いのかもしれない。

しかし、道を覚えるためには、時にはカーナビに頼らず道路地図を見ながら走りたいものである。・・などと思いつつ、今日も又、丹波篠山の保養施設に出かけるのに、カーナビに頼ってしまった。



(時々、ミスリードをする私のカーナビ)



           トップページへ         INDEXページへ