愛・地球博

3月25日、「自然の叡智」をメーンテーマに、愛知万博(愛・地球博)が開幕した。

1970年に開催された大阪万博以来、35年ぶりの総合博である。皆さんの中には、延6,400万人が観たという大阪万博に行った人も多いのではないでしょうか。私は、夜間券も含め、計8回観に行った。物見高い私は、総合博以外でも更に、沖縄海洋博(1975年)、筑波科学博(1985年)、大阪花博(1990年)等も観に行った。

今回も早速、開幕4日後の3月28日、愛知万博見学バスツアーに参加した。

当日は、生憎の雨模様の中、枚方市(ひらかた)を7時出発。途中、高槻市(たかつき)でも客を乗せ、名神高速道路をひた走って、11時前に愛知万博・長久手会場に到着した。駐車場は、国内各地の観光会社が仕立てたツアーバスで溢れ返ってていた。

会場近くになると、ツアーガイドさんからバスの中で入場券を渡され、帰りの出発時間1730分厳守と、特に注意事項の説明があった。

1.人気館は何時間の並ばないと入れません。1つ観れたら良いと思って下さい。

2.食べ物・飲み物類は、一切持ち込み禁止です。サンドイッチもペットボトルも、入口で取り上げられ返してくれません。

会場に居れる時間は、パビリオンで並ぶ時間も入れて、ほぼ5時間である。

パビリオンに並んでいては、食事もゆっくり採れないだろうと思い、大分早いがサンドイッチとペットボトル茶で、バスを降りる前に慌てて昼食を済ましてしまう。

入口が、やけに混んでるなと思ったら、一人一人荷物を開けて調べた上、金属探知機でボディチェックまでしていた。時間がかかる筈である。厳しさは空港以上である。(注:あまりの厳しさに、小泉首相からもクレームが入り、4月1日からは、家庭で作った手作り弁当だけOKとなった))

テレビ報道では、愛知万博の人気は“マンモス(マンモスラボ)”と“ロボット(トヨタグループ館)”が双璧である。確か、大阪万博では“月の石(アメリカ館)”だった。

ゲートを入ると、「今日のマンモスラボの整理券配布は終了しました」の看板が眼に入る。朝一番で、整理券配布が完了するらしい。朝出発のバスツアーではマンモスは無理である。

何はともあれ、急いで次に人気の“日本館”に向かう。雨天で並ぶ人が少ないのを祈りながら行って見たが、残念ながら、表示には“140分待ち”とあった。

11時30分、長久手日本館に並び始める。仕方ない、雨と薄寒(12.3℃)の中、2時間半の辛抱の始まりである。並び始めて”70分”、何故か12時40分に日本館に入館できた。館内の見学は、ほぼ40分、流れ作業である。動く歩道に乗って日本の60年の移り変りを見学、続いて2分間で360°全天球の地球の映像を楽しむ。テレビで報道していた通りであった。何はともあれ、人気館の一つが観れて、ほっとする。



(雨天の長久手日本館と入館待ちの行列)

次に、ダメ元で、“トヨタグループ館”に向かう。トヨタグループ館の整理券に並んでみた。しかし、18時以降の整理券しか手に入らないとのこと。

1330分、諦めて隣の“日立グループ館”に並ぶことにした。今度の表示は、“160分待ち”である。並び始めて“80分”、又もや表示時間の半分で、1450分に日立グループ館に入館する。テレビ(世界・ふしぎ発見!)で紹介していた立体画像の動物達とのふれあいが、中々のものだった。

人気館を二つ観て、何とか満足できて館外に出た。

15時30分。会場内に居れる17時までの1時間半、待ち時間の無いパビリオンを見て廻る。雨の中、アジア館(グローバルコモン1:サウジアラビア・イラン・インド・中国など)、北・中・南アメリカ館(グローバルコモン2:キューバ・メキシコなど)、国連館などを流し歩く。



(メキシコ館前のマリアッチの演奏)

万博見学のため、バスを降りてから再乗車までの6時間、立ち続け、歩き続けて、久し振りに足が棒になってしまった。

1730分。定刻通りにバスが発車。他のバスは殆ど居なくなっていた。

頼んでおいた夕食弁当などを食べながら、雨も上がった枚方のバス駐車場についた時は、2130分だった。同乗の人達にも聞いてみたが、やはり、人気館への入場は、1つか2つであった。勿論マンモスとロボットは皆無だった。

ようやく雨も上がり、“楽しさも中くらい也の雨の愛知万博”も終って、やっと家路についた。



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