この10月、高校のクラス会に出席するために、久し振りに故郷の鶴岡に帰省した。 私のクラス「3年2組」は、幹事達が熱心なこともあって、卒業以来40数年間、関東地区や鶴岡市周辺などに集まって、毎年の様にクラス会を行ってきた。 当日は、大阪・伊丹空港を9:35に出発、1時間15分のフライトで庄内空港に到着した。天気は、庄内地方にしてはまれにみる快晴であった。 昼食を終え、13:30 母校に集合。OB会館前で写真撮影後、幹事達の車に分乗し、第1日目のスケジュールに従って出発した。 |
![]() (映画「蝉しぐれ」のオープンセット) |
途中、地元で庭園が有名な玉川寺を見学する。 次に、山伏修行で名高い羽黒山の山頂まで車で上がった。 羽黒山の出羽(いでは)神社、五重塔、鏡池などを見学する。”羽黒山の石段”を少し登ってみる。子供の頃の遠足で、苦労して麓から登った記憶がよみがえった。 |
![]() (樹齢千年以上の杉の並木が続く”羽黒山の石段”) |
信号など殆ど見当たらない庄内平野をドライブし、海岸沿いを海に沈む綺麗な夕日を見ながら走って、定刻の17:00 無事クラス会 会場の湯野浜温泉“いさごや”旅館に到着した。 一風呂浴びた後、旅館直行組も加わって、18:30 いよいよ懇親会の開始。 クラス会のもう一つの楽しみは、2次会である。 特に、高校時代の友人たちは、仕事も幅広い分野にまたがっており、それだけ話題も豊富である。1次会と違って、狭い幹事部屋で膝をつき合わせ、酒も程良くまわって話が弾んだ。女性2人も話しに加わった。 定年後は妻と過す時間が多くなったとかで、急に奥様の話題になった。 仕事で飛び回って、20年以上も奥様と別居状態だったという元企業戦士の稲富君(仮名)、 100kgをゆうに超える恰幅の元町会議員 五木昭吉郎君(仮名)、すかさず説得、 稲富君も、直ぐに反撃、 間をおかずに、五木君 反論、 関西訛りと鶴岡訛りの差はあるが、まるで吉本のマンザイを聞いているようで一同大笑い。 しかも、こちらはノンフィクションである。 離婚のたびに 20 kgも、30kgも痩せたという五木君、 翌日、朝食後 9:30 に第2日目のスケジュールに従って出発。 天気は快晴である。 先ず、加茂水族館を見学。 最近は、大小 色々な種類のクラゲを展示しているので人気らしい。動いている透明なクラゲに光を当てると、幻想的で美しい。 |
![]() (酒田・山居倉庫裏のケヤキ並木) |
14:30 来年の横浜のクラス会開催を約束して、今年のクラス会を終えた。 かつてのクラス会といえば、「宴会−カラオケ コース」 が定番だったが、今回は、鶴岡在住の幹事たちの綿密な計画のお蔭で、庄内地方の食と名所を存分に堪能することができた。 |