壁コンセント注意!

4月初め、台所で電気ストーブ(扇風機形ハロゲンヒーター)を使っていると、赤外線の赤さが、す〜と薄らいだと思ったら、間も無く切れてしまった。

電気ストーブの故障かなと思ったが、同じ壁コンセントに接続されている電話機・子機とインターホン(コンセントへ直付け)も電源が切れていた。

外見上、壁コンセントに異常は無いし、ブレーカーも切れていなかったため、原因が屋内配線なのか電気製品なのか、特定できなかった。

直ぐに、家を建設した住宅会社に電話をして、1週間後の修理を頼んだ。

電気修理工事の当日、台所の壁コンセントが、壁を隔てた居間の壁コンセントと繋がっていることを思い出した。  急いで、居間の壁コンセントの前に置いてあった、重い本箱を退かすことにした。

本箱を動かしてみて驚いた。 何と、居間の壁コンセントが焼けているではないか。  慌てて住宅会社に電話して、事情を説明した。 

       
          (焼けた居間の壁コンセント)

約束の時間に来てくれた電気工事士は、焼けた壁コンセントを外すなり言った。

「佐藤さん、腐食した電線による過熱ですね。  電気ストーブだったから良かったが、他の電気製品だったら火事になっていたかも知れません。」

大電流(8A)の電気ストーブを接続したから、腐食で細くなった電線が切れて、壁コンセントが焼けた程度で済んだらしい。  電流の小さい電気製品だったら、電線が切れずにジワジワと加熱して燃え続け、家屋まで燃え移っていたかも知れないのだという。

しかも、家のブレーカーは定格20Aであり、切断しないので、全く火災防止の対策にはなっていない。

       
          (腐食して細くなった銅線(1.2φ))

電源プラグに溜まったゴミや湿気でトラッキングが起こり、壁コンセントが燃えることは知っていたが、壁の中で接続した銅線が腐食して過熱するとは思わなかった。

一瞬 、“電気火災で佐藤宅全焼” などという悪い報道記事が目に浮かんだ。

電気工事士が修理して帰った後、住宅会社から電話があった。

「同じ構造の住宅を多く手掛けているので、持ち帰った壁コンセントを、部品メーカに送って、徹底的に原因究明してもらいます。 佐藤さんには、原因が分かり次第報告致します」

今回の事故は、本当に火災になるのは、非常に稀なケースとは思われる。 しかし、壁の中での電線の腐食であり、外見上からは防ぎようが無い。 

 住宅会社や部品メーカーには、2度と同じ事故がおきないよう、完全な火災防止対策を考えて貰いたいものである。



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