住んでいる地域の元禄時代の絵図が、市指定文化財に認定され、9月1日から歴史民族資料展示室で一般公開されたため、早速
見に行ってきた。 今回、認定されたのは次の4点である。 1.「元禄十年星田村絵図」(元禄10年 1697年) 2.「天保十四年星田村絵図」(天保14年 1843年) 3.「星田村大絵図」(江戸時代末期) 4.「星田村地詰帳」(延宝5年 1677年) 当日は、たまたま 市の学芸員が歴史民族資料展示室ボランティア解説員を集めて、市指定文化財の認定経過を説明している所であり、一緒に聞かせてもらった。 星田村は、徳川家康とも所縁があり、歴史のある村である。 星田村絵図は、支配地域(近江・市橋家領、石清水八幡宮領、小田原・大久保家領)や石高(1500石)の確定などの用途に使われたようである。 中でも、「元禄十年星田村絵図」は、市内に現存する最も古い絵図とのことである。 古人の知恵は流石である。 居住地域の歴史を知る上で、本当に、参考になった。 因みに、40年前に開発された私の居住地(妙見坂)は、星田村絵図では、人の住んでいない荒れた丘陵地帯になっている。 (絵図上で、ひがし川(現在の妙見川)の左側の丘陵地帯) |