飛騨路晩秋の旅


高林(元T社)・河島(元M社)・土田(現S社)の3氏と私の4人で行くレンタカーの“気ままな旅”シリーズも、既に 山陰・男鹿・伊豆・南紀と訪ね終え、今回は11月 晩秋の飛騨路を旅することにした。(以上全て仮名)

当初、10月 三陸の旅を予定していたが、間際になって幹事の土田氏 急遽入院(軽い脳梗塞)のため、行き先も変更し、高林・河島 両氏と私の3人旅となった。


1 名古屋−下呂−飛騨高山 の旅 : 下呂の露天風呂で旅の疲れを癒す

名古屋駅に朝10時に集合。 快晴の名古屋を出発して、国道41号線を雨模様の飛騨路へ向かう。  今回は、土田氏がいないため、高林氏一人で運転することにした。

1年 会わない間に、高林氏は経済産業省の製品事故対策委員、河島氏は地区の自治会長に就任したらしい。 現役時代より忙しいとかで、車内は現況の話で盛り上がった。

久し振りに、国宝犬山城に登る。  天守閣から見た木曽川は、ゆったりと流れていた。

41号線の飛騨川沿いに車を走らせる。  遅れていた紅葉も、山道を上るに従い赤や黄色に色づいて、常緑樹との対比が綺麗である。
 山間のレストランで昼食をとる。

満員で宿が取れなかった下呂温泉で、せめて露天風呂に入ろうということになった。  下呂の観光案内所で、若い女性従業員に 是非にと奨められた露天風呂に向かう。

立ち寄った露天風呂で着物を脱ぐと、外は雨模様で気温は10℃。  しかし、湯船に身体を浸ければ、心地よい湯加減で旅の疲れを癒してくれた。   身体もホッコリと温まり、番台のお姐さんと暫し談笑する。

          
            (下呂観光案内所で奨められた露天風呂のパンフレット)


途中激しかった雨脚も、飛騨高山に付く頃には上がり、午後5時過ぎ 高山駅前のホテルに到着した。


第2日 飛騨高山−郡上八幡 の旅 : 郡上白鳥のおもちゃ収集家に感心する

時半、ホテルを出て、飛騨高山の市内を見て廻ることにする。 晴れてはいても、気温は℃、動いていないと肌寒い。

最初に、元禄(1692) 徳川幕府 郡代役所として建てられた国史跡高山陣屋を見る。 昭和44年まで地方官庁として使用されていたとかで、今も当時と変わらぬ形で整備されていた。  高山の街を時間ほど見学する。

              
        (高山陣屋のパンフレット)              (高山陣屋の中庭の紅葉)


車で飛騨民族村へ。  紅葉の綺麗な飛騨の里の家々を見学。

途中のレストランで昼食後、41号線から360号線を通って、白川郷へ向かう。

快晴で紅葉が美しい峡谷沿いに、山道を快調に上っていく。  1時間程走り、白川郷に数キロに迫った所で、突如 通行止めの看板。  携帯で道路管理事務所に確認すると、白川郷に通じる天生峠が雪で通行止めらしい。

今日の白川郷見学は諦め、明日に廻すことにする。  止む無く同じ道を引き返し、158号線(白川街道)、156号線(飛騨街道)を通って、今日の宿  郡上八幡に向かう。

日も暮れて午後時 閉館直前に、郡上白鳥の日本土鈴館(おもちゃ展示館)に立ち寄る。

 館長個人が“おもちゃ収集趣味”で小学生時代から集めたという日本全県や、欧州・東南アジア・アメリカ・アフリカなど世界各国の“おもちゃ”60,000点が所狭しと展示されていた。
 驚いたことに ”グリコのおまけ” まで集めて展示していた。 趣味とは言え、よくぞ ここまで一人で集めたものだと感心する。

 従業員は帰宅させた上で、会館の電気を全て点け直し、館長自ら説明してくれた。

 「見て頂くだけで嬉しいんです。 何時まででも、ゆっくりと観ていって下さい。」

          
           (おもちゃ展示館の館長自ら説明)                (日本全国のおもちゃの展示)


午後時半、長良川沿いの“ホテル郡上八幡”に無事到着。

入浴・夕食後、午後時から12時まで、ホテルのバーラウンジを3人の独占状態でカラオケを歌いまくる。
毎年 早々にお疲れダウンの高林氏も、過激運転の土田氏のナビゲーターをしなかった分 疲れなかったとかで、最後まで歌に付き合った。


第3日 郡上八幡−九頭竜ダム−関 の旅 : “つめ切りばばあ” 現れる

ホテルのインターネットで調べて、雪で通行止めの白川郷行きを諦める。

ホテル内の朝市を覘く。 70代後半の女性が、関の刃物を売っていた。

 「つめ切り買うてえ〜。割ダウン、消費税無し、関より絶対安い

あまりのしつこさに、3人共 “あしのつめ切り” を500円で買う。(河島氏はコ)

ホテルを出ると、外は雨・気温℃。 ホテルのお姐さんに見送られながら、九頭竜ダムへ向かう。

雨に煙る九頭竜ダムは、紅葉は見事だったが車内から見学することにした。

          
               (雨に煙る九頭竜ダム湖の紅葉)


郡上市は蕎麦処とか。  昼食は156号線沿いのレストラン”そば八“で蕎麦にする。

白川郷行きを諦めて時間に余裕が出来たので、急遽 刃物の関市に立ち寄ることにした。

関市の刃物会館では、 “名刀 関の孫六” 以来の伝統がある刃物の展示と刃物の直売が行われていた。
関市へ向かう車中、高林氏がしきりに悪い予感を口にしていたが、刃物会館で気になって探してみると 

 「 有った〜、“あしのつめ切り”  450円 也 !!

 「 ホテル郡上八幡の “つめ切りばばあ” に やられたあ〜 」

高林氏の予感 大当たりで、怒るのも忘れて3人で笑い転げる。

          
      ( ”つめ切りばばあ” から、500円で買った ”あしのつめ切り” )


関市を出るころは、既に晴れ。 夕暮れの41号線を名古屋に向かう。

午後時半、無事 名古屋駅に到着。

レンタカーを返した後、今回もハプニング続発だったが楽しかった“気ままな旅”も無事に終わり、名古屋駅ビルのレストランでビールで乾杯。

来年の“気ままな旅”を約束して、東(東京)と西(大阪)に別れた。

H18.11.1416



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