会社時代は、仕事上、毎月東京で開催される工業会の会議に出席してきた。 退職した現在、会議に出席することはないが、電子メールを使ってガイドブック作りや規格書作成のお手伝いをしている。 今回、ガイドブックや規格書について、大阪地区で1泊2日の集中審議を行うということになり、久し振りに会議に参加した。 今年度の各社メンバーは、知っている懐かしい顔もあったが、半数は30〜40歳代の新しいメンバーに代わっていた。 会議が始まり、配布された審議資料(対比表)を見て驚いた。 文字が小さ過ぎて読めないのである。 3つの規格の対比をA4紙1頁内で行いたいとかで、最小字体(4ポイント:約1.4mm)で作ってあったからである。 新聞の文字の約1/3である。(新聞の文字 横10.8ポイント:約3.8mm、縦8.6ポイント:約3.0mm) ![]() (読めなかった審議資料(上)と朝日新聞記事(下)の比較) 思わず言った。 「これでは文字が小さ過ぎて、読めないんじゃないの!」 しかし、残念なことに、私以外のメンバーは、全く支障が無いようであった。 結局、資料は少しだけ大きな文字(6ポイント:約2.1mm)を使うことになったが、私自身の若い日(30歳代)に、当時は全く理解できなかった小さな文字に関するエピソードを思いだした。 新製品用チェックリスト案を作り、確か定年が近かった製品審査室長に見てもらいに行った時のこと トップページへ INDEXページへ |