AED取扱い講習会


市の消防本部主催のAED取扱い講習会(普通救命講習)に参加してきた。

自治会の自主防災委員に任命され、防災活動の一環として救命技能(AED取扱い)有資格者の認定を取得するように要請されたからである。

因みに、自治会館には、今年からAEDが設置された。

講習会当日、地区の自主防災委員16名(男性11名、女性5名)が消防署2階の会議室に集まった。

消防署職員により、救急救命処置の講義(概要の説明)があった後、3班に分れて、応急手当の実習を行なった。


1.救急救命の講義

 大阪では、病院外で心臓や呼吸が止まった人(昨年度5000人)の救命率(1年生存率)は4%である。

  救急車到着までには、全国平均で6分以上かかる。

  居合わせた人が救命処置をすれば、救命率は2倍以上に上昇する。

  心肺停止後、救急車が来て蘇生させることが出来るのは次の通り(救命率)

   何もしない              6分後 14% 、 8分後 10%

   近くの人が救命処置を施す    6分後 30% 、 8分後 23%


2.救命処置(心肺蘇生)の実習

 目の前で人が倒れたら

1)    反応確認 : “大丈夫ですか”と呼びかけ、呼吸があるかを確認する

2)    助けを呼ぶ : 人を呼んで“119番へ通報”と“AEDの持参”を依頼する

3)    人工呼吸 : 呼吸が無いのを確認し、口対口で11秒の人工呼吸を2回実施する

    感染防止のため、感染防止シートを使用するか、或いは胸骨圧迫だけでも良い

4)    胸骨圧迫 : 1分間100回のテンポで、30回連続して胸の真ん中を手で圧迫する


    
                (胸骨圧迫の仕方−講習会テキストより)


    人工呼吸と胸骨圧迫はAEDが到着するまで交互に継続実施する


5)    AEDの使用 : AEDの電源を入れる

⇒ 電極パッドを貼る

⇒ AEDが自動的に心電図を解析する

⇒ AEDの音声指示に従い、電気ショックのボタンを押す

⇒ AEDの音声指示に従い、人工呼吸と胸骨圧迫を2分実施する


          
               (AEDの取扱い実習の風景)



    心電図解析 ⇒ 電気ショック ⇒ 人工呼吸・胸骨圧迫を繰り返しながら、救急車の到着を待つ



3時間の講義と実習を終えて、16名全員 普通救命講習修了証を頂き、無事 救命技能(AED取扱い)有資格者の認定を取得することが出来た。


           
         (交野市消防本部発行の普通救命講習修了証)



講習会を終えて感じたことは、“人が倒れた。いざ!”という時に、手順どおり上手く出来るかということであった。

何よりも、受講者自身が倒れた場合、近くに救命技能(AED取扱い)有資格者がいるだろうかということも心配であった。

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