−気ままな旅2010− 「お待たせしました。気ままな旅 2010 の詳細が決まりましたので、ご案内させて頂きます」 電機各社の友人達と行く今年の気ままな旅は、高林・河島両氏が所属する日本笑い学会総会が7月中旬に大阪で開催されるため、それに続いて四国、中国地方を車で旅することにした。 土田氏は地元足利の花火大会の準備、柏崎氏は仙台で仕事があるため2名欠席となり、今回は高林・河島両氏と私の3名で行くことになった。 (以上
名前は全て仮名) 朝9時に、新大阪駅の駅前レンタに集合。 梅雨空の新大阪駅を後に、大雨情報を気にしながら一路 車で和歌山港へ向う。 途中、雨の晴れ間を見て、岬町淡輪の大阪府立青少年海洋センターの施設に立ち寄り見学した。 昼食後、和歌山港より 13:40 発の南海フェリーに乗船。 徳島港までの2時間の船旅は、船の揺れが心地よい眠りに誘ってくれた。 徳島港に着くと和歌山港の大雨とは打って変わり、外は快晴だった。 急いで、徳島市内の阿波おどり会館へと車を走らす。 当日の最終公演に何とか間に合い、阿波おどり会館専属連 “阿波の嵐” の阿波踊りを見学。 ![]() (阿波おどり会館専属連 ”阿波の嵐” の踊り) 眉山に車で登った後、今日の宿に向う。 徳島市内(徳島県庁前第一ホテル)に一泊。 21:00 前に夕食を終え、カラオケを楽しむためにタクシーで徳島市内の繁華街へ。 繁華街に着くと、高林さん、出勤してきたばかりのスナックのママを目ざとく見付けて声をかける。 直ぐに、”今宵の酒とカラオケ” を交渉して決めた。 フィリッピン・セブ島出身の美人ママの店 “Ruby(ルビー)” で、心ゆくまで酒とカラオケを楽しんだ。 第2日 鳴門 雨、美作 大雨 : 鳴門の渦潮と美術陶板の世界名画を堪能する 9:30 ホテルでの朝食後、鳴門へ向う。 鳴門市観光情報センターで聞いて、ドイツ館、鳴門の渦潮、大塚国際美術館の順に廻ることにした。 先ずは鳴門市ドイツ館へ。 昼食後、大鳴門橋記念館で渦潮発生のメカニズムを確認した後、本日の大潮の時間12:50に合わせて、大鳴門橋に設置された450mの歩道橋(渦の道)を渡り、渦潮を見学した。 ![]() (渦の道の展望室 ガラス床) 小雨模様であったが、観光客が多く、また渦の周りを うずしお観潮船が行き来していた。 ![]() (ガラス床の下に見えた うずしお観潮船) 13:20 近くの大塚国際美術館へ。 “モナリザ”、 “ヴィーナス誕生”、 修復前と修復後の“最後の晩餐”、 ゴッホの“ひまわり”
など 当館のベスト10の絵画を、案内人の説明を聞きながら 1時間見学した後、他の絵画を2時間 フリーで見学した。 ![]() (修復前のレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐) ![]() (修復後のレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐) 大塚国際美術館を後にして、激しい雨の中 高松自動車道、瀬戸大橋を通り、18:30 2日目の宿 岡山県美作 湯郷温泉の美春閣へ無事到着した。 ホテルで岡山牛とあわびの夕食と美作の地酒を楽しんだ後、ホテルのカラオケスナックへ。 三次の仲間の中で、如何見ても70歳代半ば と見える ほろ酔いで老け顔のボスが、カラオケもやらずに我々に広島弁で盛んに話しかけてきた。 どうも、我々3人が頼りない若造に見えたらしい。 「 若いもんは、しゃんとしんさいやぁー (しっかりしなさい) 」 カラオケの合間に、「昭和何年のお生まれですか」 と聞いてみた。 驚いた! 何と戦後生まれで、我々より若いではないか! 私は自分の歳を云う気にならなかったが、河島氏は 流石に腹に据えかねて 「俺が年上だぁ!」 と告げたらしい。 今回の旅では、毎回話題の ”○○婆ぁ” は現れなかったが、代りに ”三次(みよし)の説教爺ぃ”
現る である。 第3日 岡山・兵庫 大雨、大阪 晴れ : 武蔵資料館、横尾忠則記念美術館を見学する 朝食後、ロビーに降りると、工業会で一緒だった元V社の平畑氏(仮名)が尋ねてきてくれていた。 10:00 ホテルを後にして、岡山県美作市の武蔵の里に向う。 宮本武蔵生家跡などを車で廻った後、武蔵資料館を見学した。 昼食後、兵庫県西脇市の岡之山美術館(横尾忠則記念美術館)と経緯度地球科学館(東経35度と北緯35度が交差する日本のへそ)を見学した。 ![]() (横尾忠則記念美術館) 岡山県、兵庫県を後に、一路 出発点の新大阪駅へ。 大阪は晴れだった。 新大阪駅でレンタカーを返却した後、駅構内のレストランで 無事に終えた今回の“気ままな旅”を祝して乾杯。 次の“気ままな旅”を約束して分かれた。 |