研修欠席レポート


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 試験所・校正機関、臨床検査室、検査機関 審査員・技術専門家 各位

 さて、標記の件、先日開催された不確かさセミナーに参加されなかった審査員・技術専門家の皆様には、事前にご連絡しました通り、レポート(理解度試験問題に対する解答)を提出頂きます。
   JAB 認定センター (提出期限 2週間)

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 9月中旬に、突然、 “理解度試験問題” と “214pの参考資料(産業総合研究所作成のスライド)” がメールで送られてきた。 

驚いた。 資格保有者として研修欠席レポートの提出を要請されたのは、初めての体験である。



 退職後、会社時代の経験を活かしたり、勉強し直して、新しい資格を取る人も多いと思われるが、私も数年前に資格(試験所審査員)を取得して東京の適合性認定の公益財団法人(JAB)に登録した。


       
      (JABがある五反田のビル)



 同法人では、本来の認定審査活動の他、ここ2・3年 広報活動にも力を入れ、一般受講者向けのセミナー・講演会・説明会を頻繁に実施するようになった。


これらは、審査員も参加できるようになっており、参考メールで案内状が送られてくる。(但し、参加費用・交通費は参加者負担)

 セミナーを受講すればスキルアップにはなるが、殆どが東京での開催であり、また私の審査活動に直接関係しないセミナーが多く、大阪在住の私としては、今迄参加を見送ってきた。




 表記の不確かさセミナーも、一般受講者向けであったため、後ろに記載してある但し書きの “不参加の審査員は研修欠席レポート提出” の字句を見落としてしまった。


今回送られてきた研修欠席レポート(理解度試験問題)の内容も、私の専門外のもので、しかもメールの参考資料 (産業総合研究所作成のスライド) だけでは解けない問題が多かったが、他の関係資料やインターネットなどで調査して、四苦八苦しながら何とか期日に間に合わせた。


 その後、何の連絡も無いため、何とか合格したらしい。


 “今回が初めての審査員参加強制であれば、一般参加者向けセミナーであっても、もう少し審査員がそれと判る様にその旨を大きく記載して欲しい” と抗議しようとも考えたが、”見落とした方が悪い” と思い直して黙ってレポートを提出した。



 レポートを提出し終わって、久し振りに学生時代の ”追試のレポート” を提出した気分になった。
      



 因みに理解度試験問題は、次の通りである。

   (H22.12.31)

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H22年度不確かさセミナー:タイプAの不確かさ評価と分散分析の応用

審査員研修理解度試験問題


1.計量・計測分野において用いられる下記の略語を、省略せずに英語で表記せよ

GUM、VIM

2.ある河川のCd濃度を測定したい

配布資料の金属棒の長さを測る例を参考に、河川のCd濃度の測定の定義を考えよ

3.不偏推定量の意味を説明せよ

4.ある製造ラインで測定器を製造している。
  作製された測定器は、3回繰り返し測定が行われ、校正される。
  これまでの結果からどの測定器も繰り返しのばらつきはだいたい同じであることが分かっている。


  1000台の測定器の製造結果から、
  (1)プールされた標準不確かさを求める式、および、
  (2)ある測定器の3点の平均値の標準不確かさをプールされた標準不確かさを用いて求める式を記せ


5.下記の表の測定データから硬さ標準片の面内ばらつきを、分散分析法を用いて推定せよ

  ただし、硬さ標準片は一つで、標準片の面をAからFの6か所に分割し、
  それぞれの場所で4回ずつ繰り返し測定を行った。

場 所

繰り返し(HRC)

40.3

40.4

40.2

40.4

40.4

40.4

40.5

40.4

40.3

40.1

40.3

40.2

40.6

40.6

40.5

40.5

40.3

40.4

40.3

40.4

40.3

40.4

40.3

40.3




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