変らない信号機

仕事始めの日、用事で市役所へ行く道すがら交差点で停車していると、50年配のオバチャンが後ろから走ってきて運転席のガラス窓を叩いた。

 何事かと思って窓を開けると、怒った口調で言った。

 

  「 もっと前に出ないと、信号が変らないでしょう!!

 

 後ろを振り返ってみると、いつもは多くても 4〜5台なのに、20台以上も車が並んでいる。

 私は、信号が中々青にならないので信号機の誤作動かなと思っていた。

 

 信号機をよく見ると、「 車両感応式 (感知中) 」 と表示してあった。

 いつも通る道ではあるが、最近信号機を変えたらしい。



      
                   ( 最近設置された ”車両感応式信号機” )

 

 改めて確認すると、私の車は交通ルール通り停止線のすぐ後ろに停止している。 しかも 信号機は “感知中” と表示してある。

 交通ルールに従ったのに信号機が作動しないとは何事だと思いつつ、停止線より50cm程前に出ると 間をおかず信号が青に変わった。

 

 後で、感応式信号機をインターネットで調べてみると次の様に記載してあった。

幹線道路を横断する交差点、丁字路の垂直部分、高速道路のインターチェンジなど交通量の格差が大きい交差点に設置するもので、交通量が少ない道路には車両が存在する場合のみ信号を青にする信号機である。

尚、センサーが反応しない場合のために、次の付加設備を付ける事が出来る。

 1. センサーが反応しない場合や歩行者・自転車・自動二輪車などのために押しボタン式を併用する。

 2. センサーが感応したことをドライバーに知らせるために “感知中” の表示機を併設する。

 3. 一定時間が経つと車両も歩行者もいないのに信号が自動的に変る。

 

 これらの内容を見ると、車両感応式信号機はセンサーの信頼性があまり良いものではないらしい。

 

 それにしても、最近設置した この車両感応式信号機は、 “停止線 〜 青信号のセンサー 〜 感知中表示のセンサー” のバランスが悪すぎる。

 交通ルール通りの停車で青信号が作動するように、停止線や感知中センサーを修正して欲しいものである。

 

 多分、運転席の窓を叩いた ”イラチな大阪のオバチャン” も同じ経験をして、交通ルールを外れた停止線越えの停車が良いと分るまで、この信号機で2〜3回待たされたのだろうと思うと笑ってしまった。

   (H2616



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