ピ ロ リ 菌


 今年4月、胃の検査と胃薬の調合をしてもらっている大阪の湯川胃腸病院で云われた。 

 「佐藤さん、保険が適用されるようになったのでピロリ菌の検査してみませんか


 ピロリ菌の感染者は、胃炎や胃潰瘍など胃の病気になり易いと云われている。

 私も胃腸が弱い方であり、しかも団塊の世代以前の80%以上の人はピロリ菌に感染しているとの事なので、主治医の奨めに従ってピロリ菌の検査・除菌をしてもらうことにした。


 ピロリ菌の除菌には、一次除菌療法(除菌成功率80%)と、一次除菌療法で失敗した場合の二次除菌療法(除菌成功率95%以上)があり、それぞれ胃酸の分泌を抑える薬1種類と抗菌薬2種類を7日間服用する。


       


 私のピロリ菌検査と除菌療法はつぎのとおり。


1.ピロリ菌初回検査(4/5)

  尿素呼気試験 : ピロリ菌感染の有無の検査

  * 検査結果判明(4/12) : 検査の1週間後

   陽性(ピロリ菌が試薬(尿素剤)を分解したCO値 : 検査値 9.0 / 基準値 2.5未満


2.一次除菌療法(4/13〜19)

  胃酸の分泌を抑える薬1種類(パリエット錠)と抗菌薬2種類(サワシリン錠、クラリシッド錠)
  を一緒に梱包した薬剤 : 7日間、朝夕食直後に服用

  * 副作用 : 薬服用後2日間軽い下痢症状が出たが、直ぐに治まった。


3.ピロリ菌2回目検査(6/6) 一次除菌療法の1月半後

  尿素呼気試験 : ピロリ菌の除菌効果の判定

  * 検査結果判明(6/13) : 検査の1週間後

   陽性(ピロリ菌が試薬(尿素剤)を分解したCO値 : 検査値 16.0 / 基準値 2.5未満


4.二次除菌療法(6/20〜26)

  胃酸の分泌を抑える薬1種類(パリエット錠)と抗菌薬2種類(サワシリン錠、フラジール内服錠)
  の錠剤(抗菌薬1種類を変更) : 7日間、朝夕食直後に服用

  * 副作用 : 薬服用後3日目から激しい下痢と腹痛に襲われたが、調合薬局と病院事務局に相談
          すると 「我慢して飲み続けなさい」 と云う事だったので我慢して7日間飲み終えた。


               

           (パリエット錠 、 サワシリン錠 、 フラジール内服錠)


5.ピロリ菌3回目検査(8/18) 二次除菌療法の1月半後

  尿素呼気試験 : ピロリ菌の除菌効果の判定

  * 検査結果判明(8/25) : 検査の1週間後

   陰性(ピロリ菌が試薬(尿素剤)を分解したCO値 : 検査値 1.5 / 基準値 2.5未満



 4月初めにピロリ検査を行ってから、2度の除菌を行い、約半年かけて 私の胃の中に何十年も住み続けていたピロリ菌を除菌することが出来た。

 ピロリ菌の除菌後、胃酸の働きが阻害されなくなったせいか、夕食を若干食べ過ぎても、朝に胃もたれすることが無くなった。

 胃もたれが改善されるなら、もう少し早くピロリ菌の除菌をしていれば良かったと思った。

  (H26.4.5 〜 8.25)



 ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)

 ピロリ菌は、胃の粘膜の下に棲みつき、「ウレアーゼ」と呼ばれる酵素を出して胃粘膜の主成分である尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する。 この強アルカリ性のアンモニアでピロリ菌の周囲を覆って強酸性の胃酸を中和させ、胃酸に耐える。

             

 ピロリ菌が発生させるウレアーゼを含む毒素が胃粘膜に障害をもたらし、胃の炎症(ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎)を起こす。 これが長く続くと、胃粘膜の胃酸の分泌が消失した状態(萎縮性胃炎)になる恐れがある。



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