昨年、暮れも押し迫って、地区(妙見坂区)の区長さんが我が家を訪ねてきた。
「佐藤さん、カラオケ大会に出て貰えませんか!」
聞けば、締切り間際で地区割当て(10名)のカラオケ参加者が足りないのだと云う。
“上手に歌う必要は全く無い” という事であり、折角の区長さんの頼みなので出演することにした。
区長さんは、カラオケ大会の実行委員長でもあるとのことだった。

私が住んでいる交野市で、星田7地区とは旧星田村に属する、星田・星田山手・南星台・妙見坂・妙見東・藤が尾・星田西の7行政区を云い、現在1万5千所帯の住民が暮らしている。
因みに、旧星田村は徳川家康の本能寺の変での伊賀越え道案内や大坂夏の陣での東軍の陣地として歴史に残っている。
星田区以外の6区は、1970年以降に旧星田村の山林や田畑を切り開いて開発された地区であり、相互の交流も少ないため、地域としての親睦を深める目的で10年程前にカラオケ大会が始まった。
当日、会場(星田会館)に行ってみると、比較的近くに住んでいることもあり、出演者にも観客にも顔見知りが多かった。
又、カラオケ大会は、会社の社員旅行での宴会カラオケの雰囲気であり、知っている人が出る毎に囃し立てたり、歓声を挙げたりする人達がいた。

私も舞台に立って緊張することもなく、最近凝っているキーを上げて(+4)歌う女性歌手の唄 (木曽路の女) を無事歌い終えた。
( H30.1.28、交野市星田会館 )
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